ちょっとずつ仕事も落ち着いてきました。
そしてこれから大変な思いをした確定申告を提出して打ち合わせに向かいます。。
あ、appleの発表会についても色々書きたいのですが、長くなりそうなので別記事で書く予定です。
さて、今回はVJ関係の続きで自分がVJを経験したクラブのVJ設備環境を紹介します。
とりあえず今回はメジャーどころの場所をあげてみました。
なお、ここで書いた設備は自分がやった当時のもので現在は変わっている場合があります。
またあくまで自分の体験談なので行ったら対応してくれたり、間違えて記憶している部分もあるかと思います。
修正などありましたらコメント欄よりお伝え頂けますと幸いです。
【追記 16/06/12】
ちょっとずつですが、大きなハコからどんどんHDMIに対応してるクラブが増えてきています。
川崎クラブチッタ
ここはコンポジット(RCAかBNC)でSD投影です。
スクリーンはセンターはホリゾントに大きく投影します。
そして上手下手の横にも100インチほどのスクリーンがあり投影できます。(ただこれは予算の関係などもあると思うのでオーガナイザーさんの判断で投影できるのか決まると思います。)
ちなみに接続はスプリッター(分配器)をかませてプロジェクター上下(かみしも)センターのプロジェクターに投影してると思うので1系統で3面投影できます。
また以前、機材のことを何も伝えていなかったらCITTA側でミキサーやコンバーター、ケーブルなどが事前に用意されていたことがあったのでこちらで機材がなくてもその旨を伝えればその機材でできそうです。(ただ、KORGの古いミキサーなので自分が使い慣れているミキサーがあればそっちの方が良いかと思います。)
VJブースは後ろにあるPA、音響ブースの横にあります。だいたいスペースは広くあり、テーブルは長机1脚分です。
電源はタップがあります。
【追記 16/03/08】
昨年12月にCITTAの現場がありましたが、環境が変わっていました。
まず、会場にV-40HDが設置されて、入力もHDMI対応になりました。
コンポジットももちろんいけますが、40HDを通してつなぐみたいです。
プロジェクターが変わったのかな?
色々と話を横から聞いているとスタッフさんもHDMI対応とか気にしていたみたいで、
ただ映像のスタッフとかがいないので手探りといった感じでした。
モニターも言えば20インチほどのものを貸してくれます。
HDMIケーブルはそんなに持ってなさそうだったので、
万が一のためにこちらで多めに用意しておいたほうが良いかも。
上手下手のスクリーンはどうなるのかな?
それは聞くの忘れましたが、またCITTAでやる機会があれば聞いてみて追記します。
スタッフは金髪のお兄さんが親切に対応してくれるので良いです。
新木場スタジオコースト(アゲハ)
コンポジット(RCAで、BNCもいけたかも。。)でSD投影です。
スクリーンはセンターのホリゾントに大きく投影します。
VJブースはPA、音響ブースの後ろの下手側にあり、ここもテーブルは長机1脚分あります。
電源は確かタップを用意してもらったと思います。
【追記 16/03/08】
夏の現場で確認したところ、プロジェクターにHDMIついていました。
なので普通にHDだしもできるかと思います。
ただその時はコンポジットで出していたのできちんと確認ができていません。
次回はHDMIとコンポジット両方対応できるように準備して
スタッフにHDMIだしできるか聞いてみようかと思います。
【追記 16/06/12】
HDMI対応していました。ただ、HDMIケーブルは持参しないといけません。
このときはイントレにプロジェクターが置いてあり、ある程度オペ卓から距離がありました。
自分は5mのHDMIケーブルを持っていたので問題ありませんでしたが、それくらいの長さは念のため持っておいたほうが良さそうです。
SDの画面に慣れていたこともあり画質はかなり綺麗に感じました。
結構明かった印象があったのである程度のルーメン数はあると思います。
終わった後にプロジェクターの型番確認しようと思ったのですが、
片付けてたらすぐにプロジェクター持って行ってしまいました。
固定で置いてないんですね。。
ちなみに今回はイントレだったのですが、前はテーブルに置かれてました。
台座はちょいちょい変わるんですかね。
TSUTAYA O-EAST
コンポジット(RCA)でSD投影です。
スクリーンはサイドに1面ずつあります。
VJブースはなくPA、音響ブースの空きスペースに機材を置いてやらないといけないので狭くてやりにくいです。
また他のハコはあらかじめ出力用のケーブルが用意されているのですが、ここは用意されていないのでこちらで出力用のRCAケーブル(3m〜5mくらい)を用意しておいたほうがいいかもしれません。
一応借りることもできそうでしたがケーブルの長さが短かった気がします。音のある映像の場合は音声用にあと2本RCAケーブルが必要です。
Zepp Divercity
まずプロジェクターがありません。
なのでプロジェクターと台などこちらであるいはオーガナイザーさんが手配ないといけません。
投影はホリゾントに大きく投影できます。
距離も結構あるのでプロジェクターのルーメン数、レンズには気をつける必要があります。
【追記 16/04/20】
Zepp5か所で4Kプロジェクター(18000ルーメン)が導入されたそうです!
引用:ミュージックマンネット
まだ実際に4Kプロジェクター導入後の現場に入ったことがないのでわかりませんが、
ダイバーシティの現場があった際にはまた書きます。
Zepp Tokyo
やったことがないのでわかりませんが、ここもHPにはあると表示されているはずなのですがプロジェクターがないようです。
一度VJを頼まれた時、会場にないと言われ予算もないとのことでその案件はなくなりました。
なので実際はどうなのかは謎のまま。。。
新宿FACE
ここはコンポジット(RCA)でSD投影です。
ミキサー、そしてDVDプレーヤーが2台あります。なのでDサブで出力する必要がなければ、ミキサーは必要ないかもしれません。
VJスペースは後ろの下手側のPAブースの横にありますがミキサーなどが置かれているためかなり狭いです。そして狭いせいかかなり暑いです。PCも熱くなるので結構気になります。
スクリーンは上下の横に1面ずつ100インチくらいのものがあります。
ただプロジェクターの距離とサイズ感が合っておらずSDでもぴったりフィットしません。左右の横に少しスペースができてしまいます(16:9のスクリーンに4:3の映像を投影したような感じ)。
プロジェクターの方でズームなどができないとのことでそこは調整できないようです。
電源もタップがありますが他のミキサーなどとつながっているのでこちらの方でもタップは用意しておいたほうがいいかと思います。
渋谷WOMB
接続はコンポジットでRCAですが、会場の方がプロジェクターの電源をつけた際に表示された調整画面を見た感じだとDサブやHDMIもいけるみたいです。ただ基本的にはRCAかなと思います。
VJブースは固定であるような感じではなく、2階でやった時と1階でやった時があります。2階からやった時に軽く見えたのですが、プロジェクターはおそらくBenQ製のものだと思います。
スクリーンはステージ後ろの白壁に投影という感じでした。ただ壁なんででこぼこしていてちょっと画が歪むところがあったのが気になりました。
タップはないので持って行ったほうがいいかと思います。
【追記 17/03/14】
2月に久しぶりにVJした際には100〜200インチほどのLEDスクリーンがありました。(HDMI出力)
しかもLEDスクリーンは上にもあります。
しかし、、、、
V-40HD経由でつなげたらノイズがでるだけでちゃんと表示されませんでした。
WOMBのスタッフさんも照明の方が映像も調整しているということもあり詳しく分からない状態でした。
直接mini display portから出力すると表示されましたが画角がかなりずれた状態で表示されました。
LEDの方が原因のためこちらでは調整がつかず
なんとかスタッフさんが映像関係の方に連絡してLEDスクリーンの画角を調整してもらい
小さい画角にはなりましたが表示され事なきをえました。
ただ、V-40HDで流せなかったので動作が重いVJソフト(PlaybackProPlus)上で全てやらないといけなかったので大変でした。
V-40HDが60p出力だからなのか、、、
ただ720pやインターレースのSD画質にしてもちゃんと表示されなかったので
そもそもV-40HDとLEDスクリーンの相性が悪かったのか、、、
あとはBlackMagicのインターフェイスをかましていたみたいなのでそれが原因なのか、、、
結局のところ原因はわからないままです。
今後WOMBで現場があるときは心配なので別のミキサーを借りてみようと思います。
とりあえずメジャーどころのハコはこんなとこでしょうか。
他にも吉祥寺のSEATAとかありますが、それは気が向いたら書きます。笑
次回は会館系のハコについても紹介しようかなと思います。
ではまた!
(↓自分がよく使うミキサーはこちらです↓)
突然のコメント失礼します。
プロジェクター投影の知識が乏しくライブ会場使用について調べており、こちらの記事を拝見したので勝手ながら質問させていただければと思います。
初めてライブで生カメラスイッチングの映像をプロジェクター投影する事になり、会場のプロジェクター入力はBNCかコンポジットで、アスペクト4:3なのですが、スイッチャー出力がHDMIの16:9の場合、どのような接続をすればよろしいのでしょうか。
ケーブルはBNCを用意する予定ですが、例えばHDMI→SDI変換器を用意するだけで解決するものでしょうか。
それともさらなる変換器を用意する必要があるのでしょうか。
ちなみに当日使用するスイッチャーはROLAND V-1HDです。
また16:9の素材が4:3に切れてしまうのは承知しています。
初歩的な質問で大変恐縮ですがご回答頂けましたら幸いです。宜しくお願いします。
ご覧いただきありがとうございます!
出力先がBNCかコンポジットということですが、
BNCはSDIのことを指しているでしょうか?
(BNCはケーブルのことを指すので、、、)
SDIであればHDMI→SDIの変換でいけると思いますが
単純にBNC端子かRCA端子で接続という意味であれば
それはコンポジット出力のみという可能性が高いので
会場に確認した方が良いと思います。
というのもコンポジット出力のみの場合、
そもそもSDIとコンポジットは規格が違うので(ケーブルは同じBNC(同軸ケーブル)だとしても)
HDMI→SDI変換器はつかえないので投影すらできません。
V-1HDだとHDMIしかないと記憶しているので
HDMI→コンポジット(RCAorBNC端子)の変換器が必要になります。
ただ、その変換で信頼できる変換器がないんです。。。
コピープロテクトを回避されるのを防止するためなど理由は色々あるみたいですが
あまり表立って販売しておらずamazonなどでは売っていますが、
前に2回ほど買ってみて信頼できるものはありませんでした。
高いですが、こちらは信頼できるかもしれません。(使ったことがないので保証はできません)
http://www.ad-techno.com/products/mabco/DSE003/index.html
ちなみにV-40HDなどの上位機種であれば
ダウンコンバート機能が内蔵されているのでHDMI入力でのコンポジット出力にも対応できます。
また投影される映像は
プロジェクターの設定次第なのでなんとも言えませんが、
16:9から4:3に切れる可能性もありますが、
16:9の映像を4:3に潰された映像になる可能性も高いです。
なのでその場合はプロジェクター側の設定でレターボックスにしてもらうか
V-1HDは数回しか使ったことがないのでわかりませんが、
ミキサー側の設定でSD画質のアスペクト比を4:3か16:9に設定するか。。(V-1HDはもとがHD出力のみなのでないかもですが、、、)
いずれにせよ、コンポジット出力であればV-1HDよりも
V-4やV-8、V-40HDなどを借りて使った方が安全だと思います。
上記のミキサーを使った場合、接続例は以下になるかと思います。
◯PC→[Dサブ]→V-4 or V-8→ [BNCorRCA]→プロジェクター
◯PC→[DサブorHDMI]→V-40HD→ [BNCorRCA]→プロジェクター
「V-40HD レンタル」などでググれば色んなレンタル屋さんが出てきます!
頑張ってください!
早々にご回答いただき誠にありがとうございます。
まずはコンポジットへのダウンコンバートを行うのがやはり前提なのですよね。
私の乏しい知識ながらぼんやりと懸念していた事がずばり当たっており、詳しく解説いただけて理解が深まりました。
機材ふくめ諸々再検討してみます。ありがとうございました。