最近仕事も落ち着いたので作業環境を一新させました。
詳しくは2016年版デスクツアーを書いてお伝えしようかと思います。
さて、今回はローランドのビデオミキサーについて書こうかと思います。
VJや映像出しをする際、自分が使うミキサーはRolandしかありません。
Panasonicや最近ではBlackMagicなんかもあるのですが、
最初に使ったのがRolandなんで慣れちゃったんです。
ちなみに初めて使ったのは確かV-4だったと思います。
PCに繋げられなくてDサブのコンバーター使ったりして、、、
そして次にDサブも使えるV-8を導入しました。
その間にV-4EX、V-40HDと現場によってレンタルで使ってやってきて(何度かV-800HDも使いましたがSDIは今回省いてます)
最近V-8はやめて全てのVJをV-40HDでやることにしました。
会場によってDサブのみだったり(V-8はコンポジット出力のみ)、
HDMIのところも増えてきてもうほとんどV-8を使わなくなったっていうのがあります。
最近見た目のコンパクトさからVJの人たちにとって気になるビデオミキサーになったV-1HDが出ましたが、、、
正直それと迷ったのですが、
発売当初触る機会があったので使ってみて、、、
なんとも言えない感じで結局導入するのをやめました。
せっかくなのでV-1HDについて書いておきます。
V-1HDの気になるところ
◯いいところ
1,コンパクト
何と言ってもこれが最大の売りでしょう。
他のミキサーとは比べ物にならないくらいの小ささと軽量さです。
自分は電車移動が多いのでこのコンパクトさは助かります。
2,静止画キャプチャー
これは大変助かる機能です。V-40HDにはなくV-4EXにあったのですが、向こうはSDなのでHDでできるのは嬉しい。
PCからイベントのロゴとかをキャプチャーしておけばPCを別のチャンネルに繋ぎ直しても大丈夫。
何かあった時にすぐにロゴにいけます。
また外部の方と2オペするときなんかも向こうのアウトを受けていれば
USBメモリなんかでデータをもらうこともなく表示しておいてもらってキャプチャして完了と、大変便利です。
V-40HDにはそれがないのでPCのソフト上で用意しておいて出すのですが
全てを1台のPCでになってるとそこがちょっと面倒くさい。
そんな時にレバーで切り替えればすぐにロゴを出せたりするのでこれは大変便利です。
3,プレビューでフルフレーム4画面確認
V-40HDの場合はプレビューで4画面を確認する際にコマ落ちしているので
たまにそれを忘れて「あれ？映像おかしいかな？」となって実際の映像を見て「あ、そうだV-40HDだからか」となります。
要は正常に流せているのかの確認が4入力4画面全て確認できるのでこれありがたいところ。
×何とも言えないところ
1,ファンの音がうるさい
電源をつけると同時にファンが回り始めます。そのファンがかなりうるさい。
わかりやすく言うとMacBookに負荷をかけた時に回るファンの音が常に聞こえてきます。
映像出しなどのオペレーション向けには特に気にするほどではないかもしれませんが、
配信などを考えた時に静かな時に「ブーーーーン」という音が入ってしまいそうで怖いです。
それくらい気になります。
2,操作があまり直接的、直感的ではない
これは正直慣れの問題なのかもしれません。
ボタンを２回押したりしないといけなかったり、細かな操作をPCアプリでしないといけなかったり
ちょっと何というか仲介するものが多い感じがしちゃいます。
映像の切り替えだけだったり簡単なことをするだけならいいのですが、、、
直感的に使えるV-8やV-4EX、V-40HDとはちょっと違う違和感があります。
3,やっぱりHDMIだけだと少し不安
ここが一番のネックとなるところ。
HDMIだけなのは現場でDサブが必要になったとか何かあった時に少し不安な感じがしちゃいます。
じゃあコンバーターでも持っていけばいいじゃないかとなりますが
それはそれでコンパクトの意味もなくなるし、コンバーター用の電源も必要になってきたりするので
難しいところです。。。
なので結局導入したのはV-40HDというわけです。
V-40HDの特徴は
1,HDMI、Dサブ、コンポジットの入出力があるので多様な現場で活躍できる
2,スケーラーがあるのでSD、HDがごちゃまぜでも大丈夫
といったところでしょうか。
ただ、
デカい、モニター必要といった気になるところもあります。
ある程度機能を割り切ることで安さを実現させてくれるのがRolandのビデオミキサーなので
こっちとしても経済的には助かるのですが理想的なものが出てくれるとありがたいなぁ〜と思っています。
それがV-4EXのHDバージョン。
現行のV-4EXの特徴
1,HDMI、Dサブ、コンポジットの入出力があるので多様な現場で活躍できる(Dサブ入力は1チャンのみ)
2,モニター内蔵
3,静止画キャプチャできる
これ理想にかなり近いのにネックなのは画質がSDというところ。
サイズ感もこれくらいの機能性にしては結構スリムだと思うんです。
モニターまでつくんだし。
これがHDにも対応したらバカ売れすること間違いなしだと思うんだけどなぁ〜。。
ということで最終的に行き着いた理想ミキサーはV-4EXのフルHD対応バージョンといったところでしょうか。
そうなると自動的にスケーラーもつくと思うのでサイズ調整もしやすくなりそう。
加えてDサブも4ポートあるとなおいいですねぇ〜
ん？
これだとV-40HDのモニター/静止画キャプチャ機能ありと変わらないな。。。笑
[理想的なビデオミキサーまとめ]
HDMI/Dサブ/コンポジットの入出力ポート(音声もあればなお良し)
モニター内蔵
スケーラー内蔵
静止画キャプチャ機能
コンパクトで軽量
(できればフルフレームで多画面プレビュー)
こんな感じで20万を切るようなビデオミキサーを出してくれませんかね？笑
お願いします、Rolandさん！笑
ではまた。