フリーランスでやっていると住民税、年金、健康保険は自分で払わないといけません。
結構大変ですよね。
住民税も結構額がでかいし、年金は固定ですが、不安な人だと国民年金基金にも加入しているのでもっとかかりますし。
そして、その中で生活で一番大事な健康保険。
住民税は会社辞めてからの分の支払い請求がしばらくして送られてきますし、
年金も会社辞めて2週間までに申請しないとですが
ぶっちゃけ何も申請しなくてもそういった書類とか送られてきます。(いや、きちんとやらなきゃダメですよ。)
健康保険も何もしないと自動的に入れられてしまうので気づいたらかなりの額を滞納していた。。なんてことにもなりかねません。
あとはフリーランスはやっぱり体が資本なので何かあった時に保険証がないとえらい金額を取られてしまいます。
国民健康保険ではなく保険組合に加入する理由
色々調べると普通に国民健康保険に加入すると所得に応じて保険料が決まるので
毎年変わるし、所得が上がるにつれて保険料も上がってしまうので結構きついんですよね。
保険料の軽減・減免もできるみたいですが、
所得が上がっているのにそんな措置を申請しても通らなそうですし。(下がっていれば別ですが。。。)
また会社の保険を辞めた後も任意継続することもできるのですが、加入できる期間は2年間なのでそのあとは結局国民健康保険に入ることになります。
そこで気になったのが文芸国保(文芸美術国民健康保険組合)でした。
その人の職に合った保険組合というのが存在していて
そこに加入することで国民健康保険よりも安かったり固定で支払うことができたりするようなのです。
自分は職業柄、文芸国保が良さそうでした。
私の記事よりもwebデザイナーさんのブログ、mimemoがすごい参考になります。笑 (実際、参考になり加入しました。)
文芸国保は映像や写真、デザインなどの芸術系の人が加入できる健康保険で
保険料は月額固定で16,900円というのも助かります。
(支払いは銀行引き落としで毎月ではなく、最低でも2ヶ月ごとの支払いでそこから半年ごとであったり1年分であったり自分の懐と相談して選択できます。)
やっぱり所得とか関係なく固定で支払える。
それが大きな理由でした。
文芸国保に入るには加盟団体に入ることが必須
ということで文芸国保に入ることに決めたのですが、
入るにあたり条件があります。
文芸国保に直接入ることはできず、そこにはそれぞれ加盟団体があり、その団体に加入する必要があります。
その団体経由で保険に加入する形です。
文芸国保のホームページを確認してもらえばわかりますが、
加盟団体は60団体ほどあります。
ただそこで問題が出てきました。
だいたいの団体がそこに加入するにはすでに加入している人の推薦をもらわないといけません。
映像関係はほとんどそうです。
フリーランスでの仲間が少ない自分はそんな人なんていなかったので、困ってしまいました。
そんな時にmimemoでJiLLA(ジャイラ・日本イラストレーション協会)を知りました。
ここは推薦者なしでデザイナーであれば誰でも入れるのです。
私のメインの仕事は映像ですが、幸運にもパッケージやジャケットなどのデザインも仕事でやったことがあり加入することができました。
写真や映像だけをやっている人は少しでもデザイン関係の仕事をしていればJiLLAを検討してみてはいかがでしょうか?
ちなみに加入にはきちんと仕事でデザインした成果物、デザインの職業がわかる開業届や確定申告書などの書類を見せる必要がありますのでご注意ください。
ということでJiLLAから文芸国保に入ることができました。
次はその加入の流れを書こうと思います。
ではまた!