実は最近メインの記録撮影camをNX3からPXW-Z150に変えまして、、(それはまた後日に書くとして)
System5さんからZ150を導入した際におまけで付いてきたのがBlackMagicのVideoAssist。
出た当時は品切れ続出で正直自分も買おうかと悩んでいましたが、、、
その後色々な不満レビューが続出して(安いから仕方ないよね)
結局見送ってのちにVideoAssist4Kも出たのですが最終的にはNINJA FLAMEで落ち着きました。
そんなVideoAssist。まさかこんなかたちで手に入るとは。。。
今更感はありますが
今回はそのVideo Assistのことについて色々書こうと思います。
VideoAssistの良い点
◯一眼を記録撮影に使える
一眼では制約があり30分以上での撮影ができないので壁がありました。
(制約というのはビデオとデジカメの線引き、それによる関税率の違い、、ググればすぐにわかります)
それをぶち破いたのはGH4だったのですが、ノイズとか別の問題もあり、、、
a7S ll やa6300は記録撮影でも十分活躍してくれそうなので
単体ではできなくとも
こういった外部レコーダーがあると1時間2時間の長時間撮影も可能なので
VideoAssistとセットで使えば記録撮影にも使えます。
◯SDカードでProRes収録が可能
なんといってもウリはこれなのかなと。
他がSSDなのに対しVideoAssistはSDカード記録できるので
新しく買う必要もなく今使っているSDカードが使えるのは便利です。
(といっても推奨のSDカードを使わないとフレームドロップが起きるみたいなので注意が必要。
自分が使っているのはほとんどSandiskのUHS-I U3タイプなので問題ありませんでした。)
◯HDMI-SDIのコンバーターにもなる
HDMI、SDIの入出力が付いているのでHDMIで入力してSDIで出して、、、
といったコンバーターにもなるので
撮影がなくても映像出しなどで活躍すると思います。
◯5インチでコンパクトなので持ち運びも取り回しも楽チン
軽くて小さいので持ち運びが楽です。
ワンマンオペが基本の自分には助かります。
その上フルHDの解像度で確認できるのもすばらしい!
これくらいのサイズの他社モニターだと解像度が低いことが多いので
ジャギーの入った映像で確認せずに済みます。
◯ピーキングもある
ピントの確認はシビアに行わないと思わぬ失敗になりかねないので
ピーキングがあるのは良きかなと思います。
特にEOSなんかはなぜかピーキングが付いていないので(5Dmk4ですらついてない)
これがあれば便利です。
VideoAssistのうむむな点
◯フルHDまで(4Kverにも不満あり)
最近はクロップなど色々便利なのでDVDやフルHD納品でも4Kで撮ることが多いのですが
これはフルHDまでなので撮影は気をつけないといけません。
値段相応なので仕方ないと思いますが。。。
ちなみに4Kモデルにも多少不満が。。
速度の問題でSDカードはUHS-llのものでないと4K記録できません。
UHS-llだと今の所 最大64GBで しかも少し高い。。
これならSHOGUNにした方が良いです。
今はSandiskのSSDなら960GBで2万円台にまでなっていますし。。。
◯SDスロットが1つ
スロットが1つだと容量が限られてしまいます。
個人的に使っている最大量のSDカードは256GBなのでProResで撮っちゃうと
長時間の撮影は厳しくなってきます。
(ちなみに4Kバージョンは2スロットです)
◯バッテリーがLP-E6しか使えない
問題なのがバッテリーです。
なぜかLP-E6(N)。こういうのってだいたいLバッテリーだと思うのですが、、、
LP-E6だとしてもアダプターでLバッテリーにとかするじゃないですか。
でもないんです。純正でアダプターが。。。
バッテリー問題についてはこの後対処法を書きます。
◯フレームレート問題
これは後ほど録画時間の検証で書くのですが
フレームレートがなぜか選択できない。。。
カメラ側の設定で自動で切り替わっても60pか60iの2つだけ。
カメラ側が24pでもVideoAssistの方は60pになっていました。
ファームウェアの問題かな?
(まだ当時の状態でファームウェアのアップデートをしていないので
アップデートなどの検証はまた次に書きます)
◯SDIがDIN端子
大きさの問題もあるかもしれませんが、、
DIN端子なんて普通使わないし、正直初めて聞いた端子名でした。。。
BNCの変換をわざわざ買わなきゃいけないのでお金もかかって面倒です。
(ちなみに4KバージョンはBNC接続です)
◯LUT非対応
Log撮影の際に実際にLUTをかけた状態にして確認しないと失敗することがよくあります。
a7S llとかだとS-Logアシストが、またSHOGUNにはLUTをあてることができるので確認できるのですが
VideoAssistはLUT非対応なのでLog撮影はちょっと心配です。
値段相応といった感じでしょうか。
Log撮影ではRECと簡易的な確認にとどめるか、SHOGUNなどLUT対応のものの方が良さそうです。
[追記]
ファームウェアver2.3にアップデートされ、
3D LUTに対応しました!最大6つまでいけるみたいです!
バッテリー問題の対処法
LP-E6だと長時間の撮影は厳しそうなのでLバッテリーを使えるアダプターを探しました。
そしたら色々ありますね。
要はDCプラグからLバッテリーで電源供給すれば良いんです。(取り回し大変になりますが)
最初買ったのがこちらなのですが、、、
どうやらこちらは7VでVideoAssistは12Vのようで、、、
こっちを買う必要があります。
(チャイナ発送のため到着に1週間以上待ちました)
7V用のものはαでは使えるのでカプラー使ってαで使おうと思います。
Vマウントバッテリーとアダプターを使えば両方にも給電できます。
このアダプターなら12V、7.2V、5Vと出力が豊富です。
(これもチャイナなので到着に1週間以上待ちました)
VマウントバッテリーがなくてもLバッテリーを使えるアダプタがあります。
(これもチャイナのため到着に1週間以上待ちました)
ちなみにATOMOS POWER STATIONも2つの機材に電源供給できて便利なのですが
最大出力8.4Vのため12VのVideoAssistには使えませんでした。。。
(SHOGUNは6.8V〜16.8Vまで対応のため使えるのですが、、電力消費激しいけど)
あとは予備でエーポケというメーカーのLP-E6互換バッテリー2本入りを買いました。
レビューの評価も高かったし、使ってみて途中で切れるなどの問題は今のところありません。
純正のLP-E6、E6Nを持っているのでこれで4本バッテリーだけで使えます。
ちょっと長くなってしまったので次回に続きます。
次回は外部バッテリー&記録時間の検証とアップデートについて書いて
たぶんVideoAssitのことは終わりだと思いますが。。。
とりあえずせっかくタダで手に入ったので今後も何かしらで使っていこうと思います。
ではまた。