レビューパート2ですが、
このタイミングで久々に5インチVideoAssistにアップデートがやってまいりました!
なんと3DLUTに対応!
それだけでなく7インチモデルの機能も使えるようになったとのこと(まだ試してないですがw)
詳しくはビデオSALONさんのニュースページへ
ということでちょうどいいタイミングでアップデート記事が書けますw
まずはUSBでVideoAssistをつなぎ、、
ブラックマジックのサイトからVideoAssistソフトウェアをダウンロード。
インストール後、開くと”About”に”Update Now”をクリックするだけです。
あまり時間はかかりませんでした。
そして”About”の横の”Video”にLUTのインポートができます。(6つまで)
LUTはサードパーティーで販売しているものもあれば、メーカーからダウンロードできるものもありますのでお好みのLUTを。
さて、ここからがメインです。
まずは記録、バッテリーの持ち時間について。
自分の用途が記録撮影なので今回はα6300で2時間ほどの撮影ができるのか検証しました。
記録時間に関してはこちらの記録時間表を参照ください。
そしてセットアップ。
α6300にメタボのアダプターをかましてEF16-35mm、純正のXLRアダプターと電力消費てんこ盛りです。
実際もこのセットアップで客席前のセンターで撮影しました。
バッテリーはカプラー経由で7VのバッテリープレートにLバッテリー。
VideoAssistにはLP-E6の互換を2本つけつつもACに12VのバッテリープレートにLバッテリー。
記録用のSDカードはSandiskのUHS-l U3の256GBです。
これで2時間ほどの撮影が問題なくいけるのかどうか。
設定はProRes 422の1080-60p(なぜこの設定かはすぐ後に書いてます)
結果は問題なくいけました。現場でも全く問題なく撮りっぱなしができました。
(実際には検証時、現場使用でいずれもProRes422/1080-60p設定で1時間54分ほどRECできました。)
いけましたが!!
ちょっと気になったことが何点かあったので書こうと思います。
まずα6300側の30p、24pにしているのに60pになる問題。
本当は30pで撮りたかったのですが、なぜかカメラ側で30pにしてもVideoAssistは60pにしかなりません。
24pでも同じ。。。
仕方なく60pで撮ることにした経緯があります。
試しにZ150でも試してみたのですが、、、やっぱりフルHD30pでも4K30pでも60pになってしまう。。。
SDIで接続してみたところ30pいけました。
結論を言うとこれはSONY側の仕様の可能性が高そうです。
Z150のフルHDのHDMIアウトのフレームレート確認したところ、24pそして30pにしても60p(プルダウン)の表示でした。
ちなみにNINJA FLMAEを使った場合、4K30pはそのまま4K30pでRECすることができましたが、、
やはりフルHDの30pだとNINJA側は60pになってしまいました。。
海外の方も60p問題について動画をあげていたので載せておきます。
そしてファイル分割問題。
撮りっぱなしにしたのになぜか撮った素材が1時間4分13〜14秒で必ず分割されてしまいます。
チェックでも現場でも同じでした。
調べてもなかなかそういう記事は見当たらなかったのですが、
System5さんのレビューに書いている方がいらっしゃいました。
なんでもバックアップのための設計と、、、仕様なのか、、
それよりも気になったのが3フレ程度欠落、、、
実際に現場で撮った素材がまだ編集できていないのですが、
マルチカム編集なので他の素材と同期させればわかるはず。
編集した時にまた追記します。
欠落が本当なら少し残念な感じ。。。
【追記】
素材を確認したところ、2フレほどドロップフレームがありました。。。
まぁ、、SHOGUNとかで4KRECして豪快にドロップフレームするのはよくあるので(Sandisk Ultra llの場合)
2フレぐらいであればおおめに見れるかなと、、それが使いたい大事なカットだったら別ですが、、、
とりあえず使ってみた感想を書いてみました。
なんだかんだでコスパを考えると外部レコーダーの最初の一歩としてVideoAssistはぴったりじゃないかと思います。
気になるところはあれど安さを考えたら割り切れるレベルです。
コンバーターにもなるし、モニターにもなるし、記録もできるし一石何鳥にもなる製品です。
かゆい所に手が届く機材を次々に出していく黒魔術。。。恐るべし。。
ではまた